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Channel: 尾崎勇気のオフィシャルブログ
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「大相撲夏場所 九日目」

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大相撲夏場所八日目、鶴竜が琴奨菊に敗れたため、全勝は白鵬、稀勢の里の二人となりました。 鶴竜―琴奨菊戦は立ち合いの手つき不十分で一瞬「待った」と思ったのですが、そのまま行司の軍配が返り、立ち合い成立に。 リプレイを見ると鶴竜が早めに立ったため、琴奨菊はまだ片手もついていない状態だったのですが、それでも行司、審判の親方が止めなければ成立するわけです。この辺の曖昧さは大相撲独特のものですね。 基本は「立ち合いは手をしっかりとつかなければいけない」ということになっているのですが、全く手をつかない、徒競争のような立ち合いでも、互いの呼吸さえ合えば、それで成立するという時代も過去にはありました。要はその時の力士、行司、審判の親方、その現場の判断が全て。 そもそも競技のスタートが「阿吽の呼吸」というのは、他のスポーツではまずあり得ません。その独特の曖昧さもまた大相撲の魅力の一つなのでしょうね。

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