大相撲夏場所四日目、遠藤は鶴竜を破り、横綱戦初勝利。この金星獲得は、94年初場所に曙を破った武双山の7場所目に次ぐ史上2番目の速さです。
今日は遠藤の良さが前面に出た相撲内容でした。勝因は攻めを休まなかったことももちろんですが、最後勝負をかける時に廻しをしっかりと掴んで相手と密着していたことです。
土俵際の回り込みが上手い鶴竜に突き押しだけで攻めていけば、先場所の初日のように土俵際の逆転技を食らう可能性も高かったと思います。その攻めが意識してやったのか、無意識だったのかは分かりませんが、先場所の反省点をしっかり修正してくるあたり、やはり遠藤の非凡さを感じます。
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