昨日はニッポン放送、「上柳昌彦のごごばん!」にゲストとして呼んで頂きました。
ニッポン放送では初めて出演だったのですが、上柳さんとアシスタントの増山さんのお陰で30分楽しくトークすることが出来ました!
昨日のテーマは「私のゲン担ぎ」。スポーツ選手など勝負師は割とゲン担ぎをする人が多いと思います。特にプロスポーツは「結果が全て」の世界ですから、不安を抑えるために何かにすがりたいという気持ちはよくわかります。
私も現役時代、普段は神様など全く信じていないのに(相撲は始まりは神事ということを考えれば、矛盾しているのですが・・)、相撲で大一番の前になると「どんな神様でもいいのから、この勝負勝たせて下さい、お願いします!」という気持ちに何度もなりましたからね(笑)もちろん、そういう(気持ち)になっただけで、特別に何かやったわけではありません。
結局、ゲン担ぎも初詣と同じように、自己暗示の一種なので、その自己暗示によって自分の気分が高まっていいパフォーマンスに繋がり、いい結果に繋がるならばそれはそれで効果があるのかもしれません。ただ自己暗示なら別に問題ないと思いますが、人間のそういったすがりたい心情を利用した悪徳霊感商法が巷には溢れているので、これには十分気をつけなければいけません。
私は現役の頃はあまりゲン担ぎをする方ではありませんでした。というのも、師匠から「勝負の不安を抑えるには稽古しかない。普段の稽古を十分にやっていれば不安に打ち勝つことができる」と日頃から指導されていたからです。
「結果を出すためにしっかりと準備はする。あとはもうなるようにしかならない」と開き直るくらいの方が、いい結果に繋がることが多かったように思います。事前の「準備」が出来なければ、どんなゲン担ぎ(自己暗示)をしたところで、全く効きませんからね。
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