大相撲九州場所十一日目、結びの一番で稀勢の里が鶴竜を破り、これで1敗は白鵬、鶴竜、2敗で稀勢の里、栃ノ心という展開と変わりました。
稀勢の里は今日負ければ、今場所の優勝の可能性がなくなるだけに、相当気合が入っていたように感じました。そしてその相撲内容は、気迫がある中にも、常に冷静さを忘れることがなく、目まぐるしく動き回る鶴竜にしっかりとついていくことができ、動き負けしませんでしたね。左四つでも、突き押しでも力を発揮できる、稀勢の里の良さが出た一番だったと思います。
これで、面白い展開になってきました。明日の白鵬―稀勢の里、鶴竜―豪栄道で、稀勢の里、豪栄道が共に勝てば、優勝争いは大混戦となります。
そして平幕で2敗を守っている栃ノ心も非常に怖い存在です。優勝決定戦の一発勝負になれば、誰が優勝してもおかしくはありませんからね。
今年の大相撲も残りは4日間。最後にどんなドラマが待ち受けているか目が離せません。
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