「大相撲秋場所　十三日目」

大相撲秋場所十三日目を終え、幕内は優勝争いは全勝日馬富士と1敗白鵬の二人に。 それとは対照的に十両では4敗で勢、千代の国、玉鷲、常幸龍が並ぶという大混戦。残り2日あるので現時点で5敗の力士にまで優勝の可能性はありますから、毎度のことではありますが十両の優勝争いは今場所も千秋楽まで縺れそうな面白い展開となってきました。 幕内経験者の勢や千代の国、常幸龍といった若手の楽しみな力士が残っていますから、千秋楽は激しい三つ巴戦を見てみたいです。 幕下では12枚目の竜電が７戦全勝とし、来場所の十両昇進を決定的としました。竜電は193センチ、141キロという恵まれた体型で早くから幕下に上がり、その将来性を高く評価されていました。幕下上位で少し伸び悩んだ感はありましたが、まだ21歳と若いので今後を期待したい若手力士の一人。幕下で苦労した分、十両は一気に駆け抜けて、幕内で高安、舛ノ山、千代の国らの若い世代同士の激しい相撲で幕内の土俵を盛り上げてほしいです。