大相撲九州場所二日目、新横綱日馬富士が隠岐の海に敗れ、横綱となり初黒星、連勝も32でストップとなりました。
相手に突き刺さるような鋭い立ち合いを得意とする日馬富士ですが、今日はいつもと比べれば若干立ち合いの踏み込みが弱かったように見えました。先場所も日馬富士が15日間で一番苦戦した相手が隠岐の海だったので、もしかするとその辺りの「嫌なイメージ」が頭の片隅にあったのかもしれませんね。
隠岐の海は左四つに組み止めたあと、すぐにその左を深く差し入れたことが勝因。差し手が甘いまま前に出ていたら、日馬富士の逆転の下手投げも決まっていたかも知れません。隠岐の海はいい左四つの型を持っているので、立ち合いの鋭さを磨けば今後更に飛躍するでしょうね。
明日の日馬富士は過去6勝6敗の栃煌山戦。もし序盤で連敗するようなことがあれば優勝争いもかなり厳しい展開になるだけに、あ明日は横綱がどう気持ちを切り替えて相撲を取るのか、注目したいと思います。
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