大相撲初場所千秋楽、昨日優勝を決めた日馬富士は全勝で有終の美を飾りました。
数年続いた白鵬単独時代が終わり日馬富士との2強の時代となるのか、まだまだ白鵬が第一人者の地位を譲らないのか。もし、白鵬の力が衰えてくるようならば、今年は相撲界の今後の流れに大きな変化をもたらすかも知れません。
今場所、幕内では若手の高安、勢が好調でした。両力士とも以前から期待が大きな力士でしたが、今場所は高安、勢とも、自分の相撲の長所を十分に発揮できたのではないでしょうか。
この活躍はフロックではないのか、横綱、大関と対戦する来場所その真価が問われるでしょうね。
そして今日は高見盛、武州山が引退を発表。この二人は私と同じ昭和51年生まれの力士で、私も現役時代は何度も対戦しました。
36歳まで体をボロボロにしながらも懸命に相撲を取ったわけですから、その今までの頑張りに心から拍手を送りたいです。長い間、本当にお疲れさまでした。
51年組からはたくさんの関取が誕生したのですが、これで現役の十両以上で51年生まれの力士は若の里ただ一人となりました。
若の里は膝の怪我を抱えながらも、今場所もその存在感が光っていましたが、千秋楽を終え幕内残留が少し厳しい状況になってきました。しかし、誰よりも相撲が好きな力士。番付関係なく、一日でも長く土俵に立っていられることを、私も願っています。
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