大相撲初場所五日目、関脇2場所目の逸ノ城は高安に敗れ前半5日間を2勝3敗で終えました。
新入幕の場所で13勝と優勝争いにも絡む活躍を見せ、「一気に大関昇進か」と思われた逸ノ城ですが、幕内3場所目の今場所は相撲も覚えられて連日苦しい土俵が続いています。
やはり幕内上位は甘くはありませんでした。逸ノ城は右四つになれば力を発揮しますが、対戦相手も皆当然研究してきます。簡単に右を差しに行っても、それを許すはずがありません。
角界の第一人者の白鵬は同じ右四つですが、毎回同じ立ち合いをするわけではなく、基本は右差し左前みつを取りに行く立ち合いですが、張り差しやとったり、逆に左差しにいったりと、常に相手に的を絞らせないようにしています。
逸ノ城もかち上げや上突っ張りなど、右差し以外の立ち合いの攻めのバリエーションが増えれば、さらに怖い存在となるでしょうね。
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