「大相撲初場所　七日目を終えて」

大相撲初場所七日目を終えて全勝は白鵬、1敗で日馬富士、稀勢の里、隠岐の海という展開になりました。 七日目で白鵬の単独トップ、1敗力士が早い段階で崩れれば、今場所も白鵬優勝でほぼ間違いないと思います。後半戦の盛り上がりのためにも1敗力士にはしっかりとついていってもらいたいです。 白鵬は先場所、唯一黒星をつけられた高安との対戦。立ち合いは予想通り、「左で張って右からの強烈なかち上げ」でした。最近力をつけてきた若手や先場所負けた相手との対戦の時に、白鵬はよくこの立ち合いをします。 高安も白鵬の荒い攻めにひるまず、得意の左四つに持ち込むなど、以前と比べ確実に力をつけてきている相撲内容でしたが、やはり横綱の気迫、反応の速さ、対応力がそれを上回りました。 今場所は土俵際でヒヤっとする場面も多い白鵬ですが、強さは相変わらず健在。日馬富士、稀勢の里が2敗した時点で白鵬優勝の可能性はぐっと高まるでしょうね。 現在、大空出版から発売されている「相撲ファン」に私のインサイドレポートが掲載されています。是非チェックしてみてください。 明日は1422ラジオ日本、岩瀬惠子のスマートNEWSに8時10分頃から出演します。