4月25日、私の故郷長崎県生月町で、石丸正人先生による講演会が行われました。
石丸先生は私の中学時代の恩師で、先生が経営されている石丸塾へ通った3年間は勉強はもちろん、困難に向かっていく心の持ち方や、上達するための徹底的な繰り返しの大切さなど、そういった勉強以外のことも先生からは沢山教えて頂きました。
先生から教えて頂いたことは、私の物事に対して取り組む上での基礎・指針となっています。厳しい相撲界でも耐え抜くことができたのも、先生から教えて頂いたことが私の大きな支えとなったからです。
石丸先生は生月町で34年に渡って中学生を対象に教育に尽力され、教え子の数も1500人を超えています。今回、講演の内容は「思春期の教育を通して思う事」というテーマで、思春期教育の難しさ、ネットやテレビが子供に与える弊害、命の誕生・子育てについてなど、長年、教育の現場に携わった先生だからこそ伝えられる、貴重なお話でした。私も子を持つ親として、先生のお話を聞くと、いつも身の引き締まる思いがします。
この日は地元の方を中心に350人以上の方がご来場を頂きました。会場スタッフも全員先生の教え子達という、非常に心温まる講演会となりました。やはり先生にそれだけ人望・人徳があるからこそ、これだけ多くの人が集まるのでしょう。石丸先生の教育へ対する情熱がひしひしと伝わってきました。
今回は石丸先生の教え子の代表ということで、先生の講演の前に私も少しお話しをさせて頂きました。地元では初めての講演でしたので、やや緊張しましたが、スタッフの同級生やご来場頂いた皆様の温かい反応に助けられ、何とか無事に終えることができました。私もこれから講演活動を通じて、先生から教えて頂いたことを次の世代に少しでも伝えていければと思っています。
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