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Channel: 尾崎勇気のオフィシャルブログ
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「番付発表」

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7月12日から始まる大相撲名古屋場所の番付が発表されました。一際目を引いたのは照ノ富士の新大関、宝富士の新小結と伊勢ケ浜部屋の力士の躍進です。 一人の力士が力をつけてきたら、同じ部屋の他の力士も引き上げられるという、大相撲における相乗効果の典型ですね。伊勢ケ浜部屋には横綱日馬富士、相撲巧者の安美錦、突き押しの誉富士、照ノ富士、宝富士と5人の幕内力士がいて、それぞれタイプの異なる相撲を取るので、まず稽古相手には不自由しません。同じ部屋に、高いレベルの力士が何人もいれば、出稽古する必要もないですし、非常に恵まれた稽古環境だと思います。 半年前まで同じモンゴルの逸ノ城の方が「すぐに横綱だ!」と騒がれていましたが、わずか半年で両者の立場も大きく変わりました。短期的に見て、照ノ富士と逸ノ城の差がついてしまったのは、やはりこの稽古環境の差ではないでしょうか。 とは言っても、白鵬にしても鶴竜にしても、同じ部屋に同じレベルの力士がいない環境の中でも横綱に昇進しているですから、本人の気持ちやセンス、工夫次第では、どんな環境であろうと「上がれる力士は上がれる」ということです。 今場所は逸ノ城、遠藤、高安など、照ノ富士と同世代の力士はかなりの刺激を受けていると思いますので、彼らの活躍に期待したいと思います。

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