大相撲初場七日目、琴欧州が豊真将に敗れたため、全勝は白鵬、把瑠都の二人となりました。新大関の稀勢の里も落ち着いて若荒雄を下し、6勝目。得意の左おっつけが今場所も威力を発揮しているようです。
ここまでの相撲内容を見る限り、今場所の優勝争いは白鵬、把瑠都、稀勢の里の三人が中心となるでしょう。把瑠都がどこまで連勝を続けられるかが、大きなポイントとなりそうです。
そして明日の結びは白鵬―高安という実に楽しみな一番が組まれました。当然、かなりの地力の差はありますが、本場所で勢いのある初顔の相手というのは横綱にとっても若干嫌な感じはあると思います。そして高安は本場所であまり緊張することなく力を発揮できる力士ですし、明日の一番は何かやってくれそうな、そんな期待をもってしまいます。高安は横綱に右四つに組み止められたらまず勝負にならないと思うので、突き押しをまじえた荒々しい相撲を取ってもらいたい。
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