昨日は国際フォーラムで行われたThe REAL15の観戦に行きました。
チャンピオンの栗生隆寛選手、山中慎介選手それぞれの防衛戦がメーンだったのですが個人的には長谷川穂積選手の復帰戦を一番注目していました。
昨年4月にゴンサレス選手に敗れ、WBC世界フェザー級王者から陥落した長谷川選手は、ちょうど丸一年ぶりとなる今回の復帰戦。
それだけにこの試合は相当強い覚悟を持って挑んだ試合だったと思います。試合は終始長谷川選手のペースで、4回からは両者激しい打ち合いの展開になり、会場も大いに沸きました。そして最後は得意の連打で見事TKO勝利。
判定に持ち込む気など更々ない、この強気のボクシングスタイルは観ていて本当に面白いし、これだけ人気が高いのも頷けます。
しかし、試合には勝ったものの本人が目指したボクシングとは程遠かったようで、今後の進退については明言せず、しばらくじっくりと考えたいと試合後のインタビューで語っていました。一ファンとしてはまだまだ長谷川選手の試合を見たいですが、自分がこの先やれるかどうかは本人が一番分かっているもの。
引退か続行か、今後長谷川選手の去就に注目が集まります。
