今日はヨコハマろはすの日。
今日の相撲界の謎のコーナーは取組の謎。大相撲の取組は「割」と言い、審判部の親方衆が取組編成会議を開いて決定します。幕内の取組は初日、二日目の取組は初日の二日前に決めて、三日目以降の分は前日の午前中に決定して発表します。国技館の東西の支度部屋のちょうど中央に審判部の親方の控室があって、そこで会議が行われます。
前半戦は番付の近い者同士対戦を組んでいきますが、後半戦になるにつれて成績が近い者同士の取組が多くなっていきます。そうしないと後半戦でいくら番付が近くても、優勝争いをしている力士と大負けしている力士の対戦が組まれたりすると場所が盛り上がらないですからね。
「あなたの使っている業界用語」のコーナーでは相撲界の隠語を紹介しました。今回は「顔じゃない」「やまいく」「北向く」の3つを紹介したんですが、中でも土井さんは北向くを凄く気にいった様子で、「是非今度使ってみよう」と仰っていました。
北向くはふてくされる、すねるといった意味合いで、例えば兄弟子が弟弟子を注意している時に、弟弟子がふてくされた態度をとってりすると「お前、北向いてんのか!」と更に兄弟子の怒りが倍増してしまう結果になります。まあ相撲界ではそんなことは日常的な光景ですが、土井さんが街中で「あなた、北向いてんじゃないわよ!!」なんて普通に使っていたら結構笑えますね(笑)
相撲界にはまだまだ面白い隠語がたくさんあるので、これからも紹介していきたいと思います。
大相撲夏場所十日目は稀勢の里が1敗を守り、単独トップに。6年半ぶりの日本人力士による幕内優勝が現実味を帯びてきたようです。明日の鶴竜戦は相当熱い取組になるのではないでしょうか。
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