大相撲夏場所九日目、横綱白鵬は豊ノ島に敗れ4敗目を喫し、これで優勝はかなり難しい状況になりました。
横綱に昇進してから無類の強さを発揮し、独走状態だった白鵬。特に前半戦~中盤戦までは毎場所、常に優勝争いの先頭、もしくは二番手だったわけですから、これだけ序盤戦に崩れる白鵬の姿というは記憶にありません。
初日に安美錦に敗れ、久々に初日黒星スタートだった白鵬の今場所。その後修正したかに見えましたが、豊響に逆転負けをしてからは完全に歯車が狂ったようです。むしろ、今まで序盤に崩れることがなかったというその「安定感」にあらためて驚かされますね。
これで今場所はいよいよ混沌としてきました。1敗の稀勢の里、栃煌山、2敗力士ははもちろん、3敗の力士まで十分に優勝のチャンスはありそうです。
あと高安の61年ぶりとなる「7連敗⇒8連勝」もひそかに期待しています。
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