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Channel: 尾崎勇気のオフィシャルブログ
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「大相撲九州場所 十日目」

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九州場所10日目、琴奨菊が把瑠都に敗れ、これで全勝白鵬、一敗琴奨菊、二敗稀勢の里、若荒雄となりました。 結びの一番、白鵬―鶴竜戦では白鵬が立ち合い頭から当たってくる鶴竜に対して、左手をスッと出すフェイント気味の立ち合いを見せました。 この立ち合いは、突進してくる相手は顔の前に手を出されることで、一瞬面喰ってしまって反応が遅れます。張り差しのような威力はありませんが、相手がこれを予測していない場合は以外と効果のある立ち合いです。四つ相撲の旭天鵬などがよくやっていますね。 今場所は鶴竜も序盤調子が良かったので、もう少し熱戦になるかと思ったのですが、今場所も白鵬の壁は高く、これで対白鵬戦20連敗。やはり同じ右の合い四つの力士では、対白鵬での波乱を期待するのは厳しい。それだけ白鵬の右四つになった時の完成度が高く、実力もズバ抜けているのでしょう。 それから考えれば、明日の白鵬―稀勢の里戦は稀勢の里は左四つ十分の力士ですので、毎回差し手の攻防が激しく、相撲内容も面白い。そして馬力も強いだけに過去何度も白鵬戦で波乱を起こしています。 今日鶴竜に勝ったことで、白鵬優勝の可能性はかなり高まりましたが、優勝云々は別にして、毎場所最も緊張感のあるこの取組を明日は楽しみたい。そして大関戦を一つ潰しても、平幕ですが妙義龍を横綱に当ててほしいですね。

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