大相撲春場所十三日目、白鵬が豪栄道を上手投げで敗り、24回目の優勝を果たしました。これで横綱北の湖の優勝回数と並び、大相撲史上4位となりました。
ここ数場所は日馬富士に押され気味だった白鵬ですが、大きな怪我もありませんし、今場所は全盛期の強さを思わせる、他を圧倒する相撲が復活していましたので、今後、まだまだこの優勝記録を更新していくと思います。
今日、隠岐の海が勝てば白鵬の優勝は明日以降に持ち越しだったのですが、隠岐の海の対戦相手の栃煌山が今日は非常に厳しい相撲を取りました。
栃煌山は今までも立ち合いから直線的な攻めは強かったのですが、動きが止まった後に課題がありました。しかし、今日の栃煌山は隠岐の海に左を深く差され、攻め込まれながらも、土俵際しっかりと残り、素早く巻き替えてもろ差しからの寄り切りで勝利。
以前と比べ、叩きを喰わなくなってきていますし、土俵際の粘り強さも増しています。再び大関候補に名乗りを挙げてきそうですね。
↧