大相撲夏場所六日目、大関では鶴竜、稀勢の里がともに初日から6連勝と好調をキープ。
ここ数場所は8勝、8勝、9勝と一ケタの勝ち星が続き、優勝争いに絡む成績を残せていなかった鶴竜ですが、今場所はここまで栃煌山、妙義龍、豪栄道と骨のある相手を退け、久しぶりに状態が良さそうです。
体がない分、攻め込まれる場面も多いのですが、調子がいい時の鶴竜は俵に足がかかっても、そこからの左右の回り込みが非常に上手く、簡単には土俵を割りません。今場所は張り手を交えた突っ張りなど、気迫を前面に出した相撲内容が続いており、今場所の優勝争いのキーマンになりそうな予感がします。
平幕では勢が5勝1敗。先場所は4勝11敗と上位の壁に跳ね返された勢ですが、今場所はこれまでよりも攻めが速くなっていますし、何より相撲に重みが出てきたように感じます。
後半、どこまで星が伸ばせるか楽しみです。
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