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Channel: 尾崎勇気のオフィシャルブログ
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「大相撲名古屋場所を振り返って」

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大相名古屋場所が終わりました。 今場所は終盤に2敗力士が三人並び、面白い展開にはなりましたが、結果は今場所も「終わってみれば白鵬」でした。 これで白鵬は30回目の優勝となり、大鵬さんが持つ32回の優勝まで、あと2つです。よほどの怪我がない限り、来年中にはこの記録に到達するのではないでしょうか。 次点は豪栄道の12勝3敗で、これで豪栄道の大関昇進が決定しました。関脇を14場所も連続で張る実力があり、今場所も2横綱、2大関を倒す活躍を見せていましたから、今まで大関に上がっていない方が不思議な力士です。稀勢の里同様、「白鵬を倒せる力士」です。こういう力士が大関に上がると、終盤の「横綱―大関戦」の楽しみが増えていいですね。 そして今場所、幕下に落ちていた隆の山が引退を発表しました。隆の山は100キロに満たない細身の体で、これだけ大型化が進んだ時代に幕内まで上がったわけですから、そこにたどり着くまでには相当な忍耐、努力があったと思います。 細い体で投げ技、足技を駆使し、「小よく大を制す」を地で行く彼の相撲は、観る側に「相撲って面白いな」と感じさせてくれる、本当に貴重な力士でした。 13年間、本当にお疲れ様でした。

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