大相撲九月場所が14日から始まりました。何といっても注目は新大関の豪栄道です。
豪栄道は先場所の後半戦で膝を痛め、治療のためその後の夏巡業を休場しました。怪我の影響で十分な調整が出来なかったせいか、ここまで3日間を終えて1勝2敗という成績。その1勝も不戦勝なので、実質的は未だ新大関としての初日が出ていない状況です。本人としてもまずは「真の大関一勝」をいい相撲内容で上げたいでしょうね。地力がある力士だけに一つ勝てば、その後の流れも大きく変わると思います。
そしてもう一人、今場所の注目力士は新入幕のモンゴル出身の逸ノ城です。その逸ノ城、前評判の高さ通り、初日から3連勝といいスタートを切っています。192センチ、199キロとモンゴル力士の中ではかなり巨漢の部類ですが、太い下半身も持ち合わせており、右四つでも左四つでも、相手と胸が合えばかなりの力を発揮する力士です。大器の雰囲気を漂わせる独特の風貌ですし、この逸ノ城や新小結の照ノ富士を中心に、大相撲も新しい時代に入っていくのかもしれません。
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