大相撲春場所2日目、この日は豊真将―高安戦で珍しい決まり手の一つ、「後ろもたれ」を見ることが出来ました。
後ろもたれは2001年初場所に導入された新しい決まり手の一つで、幕内まで導入後5回しか決まっていません。
これは「相手が自分の背後に回り込んだ際、もたれこむように相手を土俵の外に出す」、要するに後ろ向きの態勢でそのまま相手を土俵の外に出すという技で、まず狙って出来るような技ではなく、相撲の流れで決まる技です。
今日は高安の腰の重さ、足腰の良さが結果的にこの決まり手に結びついたのでしょう。高安、2連勝と好スタート。豊真将も持ち前の下から下からおっつけて攻める相撲を見せていましたし、両者とも持ち味を出したいい内容の相撲でしたね。
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