大相撲夏場所三日目、十両の土俵では北播磨―政風は北播磨が大柄な政風相手に正面から一気に押し出すという堂々の相撲内容。
北播磨は体重が119キロと関取の中ではかなり小兵ですが、体が小さいからといって変化技や、左右の動きで相手をかく乱するような相撲ではなく、押しを基本とした正攻法の攻めが魅力の力士です。この日の対戦相手の政風も184センチ184キロと巨漢な力士ですが、全く圧力負けはしていませんでしたね。稽古量の豊富さを感じさせる相撲内容でした。
日馬富士のような鋭くスピードある立ち合いを身につけたら、今後更に楽しみな力士となりそうです。同期の稀勢の里と対戦できる地位まで早く番付を上げてほしい。
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