大相撲夏場所五日目、今日は3大関が破れました。
稀勢の里、日馬富士両大関の相撲は立ち合い、張り差しの失敗による敗戦だったと思います。
相手を自分優位の四つに組止めたい場合、張り差しは有効な技です。とくに相手が張り差しを警戒していない場合はかなり有効に決まります。横綱大関のような上位力士は皆、四つに組めば自信がありますから、立ち合い後、すぐに相手を組み止めたい。下手に突っ込んいけば、叩きやいなしを食う可能性がありますからね。
しかし、張り差しはフェイントとしては有効ですが、ぶちかましやかち上げに比べれば当然、立ち合いの威力は落ちるので、相手に読まれていた場合は苦しい展開になることが多いですね。
大関陣では琴奨菊が唯一の5連勝となりました。
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