大相撲秋場所十日目、昨日まで全勝の白鵬、旭天鵬が敗れたため、これで日馬富士の単独トップとなりました。
結びの白鵬―栃煌山戦では栃煌山が白鵬戦15回目の挑戦でついに初勝利。立ち合いの踏み込みは横綱でしたが、栃煌山は白鵬が前へ出ようとするところを、上手く引きのタイミングを合わせました。引きもいきなり引くのではなくて、立ち合いで一度相手に当たって、圧力をかけてからの引きはやはり効果があります。
まだまだ残り五日間ありますから気は抜けませんが、栃煌山、今日は横綱戦初勝利の喜びに少し浸っているのではないでしょうか。
そして十日目まで全勝を守り、日馬富士の横綱昇進がだいぶ現実味を帯びてきました。日馬富士の明日は隠岐の海戦。隠岐の海自身も2敗とまだ優勝圏内にいるので、ここからの5日間は目が離せない、楽しみな展開が続きそうです。
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