九州場所12日目、今日は新入幕の碧山は9勝目、松鳳山は勝ち越しを決めました。
碧山は190センチ、175キロと巨漢力士ながら状態を丸め、前傾姿勢での突き押し相撲が主体の力士。そして、見るからに力の強そうな上半身をしています。入門してまだ二年半なので、四つになった時は技術面の差が出て相手にうまく取られていますが、この体で破壊力のある突き押しを更に磨いていけば、これから上位力士にもかなりの脅威になりそうです。また一人、身体能力の高そうな外国人力士が幕に上がってきましたね。
明日の注目はやはり把瑠都―稀勢の里戦でしょう。毎回、左四つがっぷりになってしまい、なかなか攻略できないこの相手に対して、稀勢の里は今回はどんな攻め方をするのか楽しみです。
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